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三海婦人科癌スタディ
グループ(SGSG)事務局
鳥取大学医学部生殖機能医学
島田宗昭
〒683-8504
鳥取県米子市西町36-1
電話:0859-38-6647
FAX:0859-38-6649
E-mail:
sanpu-zimu@med.tottori-u.ac.jp


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会長挨拶

aご挨拶

紀川 純三
三海婦人科癌スタディグループ (Sankai Gynecology Study Group, SGSG)は、中国四国地方を中心とした婦人科腫瘍の共同研究グループです。本研究組織は2000年11月25日に設立され、日本海、瀬戸内海そして太平洋の3つの海にまたがる大きな範囲の共同研究グループであることから初代会長の川崎医科大学 河野一郎 前教授が命名されました。現在の参加施設は中国四国地方の基幹病院を主体に関西地区の病院も含めて33施設です。
日本における臨床研究は残念ながら国際的評価に耐えるものではなく、欧米のエビデンスに頼らざるを得ないというジレンマがありました。この会の目的は、国際的評価に耐え得る臨床研究を行い、日本から新たなEBMを構築することにあります。すでに、米国腫瘍学会(ASCO)などの国際学会や国際誌への発表など、国際的にも評価される臨床研究を行っております。
自由に発言し、意義ある臨床研究を遂行できる土壌を育くむことが地方の研究グループの大切な使命であります。我が国における標準的治療の確立のためには,各研究グループとプロトコールの調整を行い,さらに日本臨床腫瘍研究グループ(Japan Clinical Oncology Group, JCOG)や日本婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(Japan Gynecologic Oncology Group, JGOG)などの全国規模での研究に繋がる知見の集積により質の高い臨床研究を進めることが必要と考えます。
 今後も意義ある研究の遂行により、地域の婦人科腫瘍に対する治療への貢献に努めたいと存じます。

三海婦人科癌スタディグループ
 会長 紀川 純三